イラク市場概況のブログ記事
(出典:Iraqi Stock Exchange)
インデックスが100を超えるかどうかというところがISXの一つの目安になるとおもいます。
2010年1年間を振り返るとイラクは、国民議会選挙から始まり
選挙の盛り上がりと共に、株価も上昇しましたが
選挙後の得票数騒動のごたごたから、第1政党がなかなか定まらず
さらに、第1政党が定まった後も、政権が定まらず、半年間も政治不安定の状態にありました。
11月11日、マリキ首相のもと、主要政党が連立政権に合意しました。
その雰囲気を感じてか、10月頃からIイラク証券取引所のインデックスは
なだらかな上昇傾向になり始め
政治のベースが整うと、待っていたかのように、イラク証券取引所のインデックスも上昇し
そのまま、100を越えて年末の取引を終えました。
(出典:Iraqi Stock Exchange)
2011年は、イラクの原油確認埋蔵量、原油採掘量ともに、サウジアラビアに迫る躍進の年。
イラクはこれまで油田開発や調査を行ってこなかったため
統計上は、原油埋蔵量はとても少ない国ですが
周囲にクウェート、サウジアラビア、イランがあるわけですから
それなりに広い国土で原油が取れないはずもなく
2010年から始まった油田開発を見ると、見る見るうちにその潜在力を明らかにしてきています。
原油により得られる外貨を、どこに向けるか
まずは、インフラ整備、道路、水道、鉄道ということになろうかと。
そして、国を挙げて取り組んでいる農業、観光などのビジネスのためにも
やはり、治安のよいメソポタミア文明発祥の地を目指してもらいたいと思います。
連立政権成立を受け、連休前に久しぶりの上昇を見せました。
11月16日から11月19日まで犠牲祭祝日のため、イラク証券取引所は休場です。
11月21日(日)から通常の取引が再開され
2010年の最後の取引は12月22日(水)になります。
12月は、さらに7日(イスラム教元日)と16日(アシュラの日)が祝日で休場となります。
イラク株式市場は、7日の総選挙を目前にして、2日、3日の取り引きは、ここのところまれにみるインデックスの急騰を見せました。
4日から総選挙期間の休場となるイラク株式市場は、総選挙後9日から取り引きが始まりますが、この選挙前に見せた急騰は、選挙の行方に対する期待の現れでしょうか。
真実は総選挙後1週間くらいを見守りましょう。
戦後少し情勢が安定しつつある国の未来を占う総選挙。そうそう経験できるものでもありませんので、非常に相場への影響について勉強になると思います。
イラクも楽しみですが、これから戦争が終わる国も楽しみですし、応援したいです。
イラクは、3月7日に行われる総選挙のため
イラク証券取引所が3月4日~3月8日までお休みとなります。
次のイラク株取引開始は、3月9日。
イラク株は、ここのところのドバイショックなどの世界同時株安の影響を受けていません。
あたりまえです。外国人取引シェアが非常に少ないからです。
週末の12月10日の取引では、外国人取引のシェアは取引金額換算で
IQD 58,654,300 / IQD 1,040,508,482 = 5.6%です。
外国人投資家によるこの日の取引数は、たったの29取引です。
何かあったとたん、外国人投資家が一気に売り逃げる市場では、暴落が起きますが
イラク証券取引所は、まだまだ外国人があまり参入していないので
世界の波の影響を受けません。
では、イラク市場は世界の株価に対しデカップリングかいうと
『今は』デカップリングです。
将来、イラクが戦後復興を成功させ、イラク市場にも外国人の波が押し寄せてれば
やはり、世界同時株安の波に同じようにのまれるでしょう。
でも、そのときは、外国人がたくさん参入して、株価が上がっているのでしょう。
とりあえず、今は、イラク市場に自分の資産を置いておいても
世界同時株安による暴落のリスクは避けられそうです。
将来、外国人投資家のシェアがふくらむとしても
そのときは、すでにイラク市場は今と比べれば圧倒的に人気が出ていて
株価も今とは比べものににならないくらい上がっていることでしょう。
イラクのテロや政治不安のリスクより、日本やベトナムなどのよく起こる株安の方が圧倒的にリスクが高そうです。
冷静に考えると、結構、安全なところに資産をおいていることになるかも。
テロが起こっても、株価下がらないし、テロは織り込み済みのようです。
11月1日の取引から、イラク証券取引所の電子取引が
週3日(日、火、木)から週5日(日~木)に拡大されました。
単純に取引量が増えることと期待しましょう。
取引量が増えれば、値動きが加速され
そこに、外国人投資家が入りやすくなればなおさらです。

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